20代の起業はおすすめか?25歳で起業した30代経営者が解説

こんな方におすすめ
  • 若いうちに起業に挑戦したい!
  • フリーランスになる夢をすぐに叶えたい!
この記事の信ぴょう性
この記事を書いているかけるです。25歳でフリーランスになり、28歳から会社経営、現在は6社の経営を行っております。

20代で起業やフリーランスに憧れる人が増えているように感じます。現に20代の起業家は増えていますが、それと同時に起業に失敗してサラリーマンに戻る人も増えています。

僕は25歳で起業しフリーランスになり、28歳で法人を設立しました。起業前は新卒で3年間はサラリーマンの経験をしているので、3つの立場で社会人を経験しています。

20代のうちは、生き方に悩み、起業に憧れることもあるでしょう。しかし、夢や希望だけで乗り越えられないのがビジネスの世界。

この記事では、20代の起業はおすすめできるのかについて、メリット・デメリットを交え解説します。

結論として、20代の起業はメリットよりもリスクが大きいと思ってください。しかし、20代の起業はおすすめなので、メリットとリスクの両面を知ったうえで判断しましょう。

目次

【結論】20代のうちに起業に挑戦すべき

まず、起業家とサラリーマンでは経験できることの種類が全く違います。

そのため、サラリーマンを経験せずに起業することはおすすめできません。

サラリーマンでは、社会のルールや、会社のルールを学ぶことができます。例えば、メールの打ち方ひとつ取っても、社会のルールを知っているかどうかで大きな差が出ます。

まともなビジネスを展開するためには、少なくとも3年から5年はサラリーマンを経験すべきです。

そのうえで、若いうちに起業することはおすすめです。

20代の起業は「失敗してもやり直せる」こと、更に「失敗することにさえ価値がある」ことが最大のメリットです。

起業を志す方の中には、失敗したらどうしようと考えて、一歩が踏み出せない方もいるでしょう。

正直いうと、20代の起業はほぼ失敗します。しかし、それは重要ではありません。

成功するか失敗するかは、日々の選択の結果でしかありません。

日々頭を悩ませて、最善と思う選択をし、結果が悪ければ別の選択を試し続けることに、価値があるのです。

サラリーマンと経営者では、選択に対する決裁権(つまり責任)の範囲が全く違います。

全て自分の責任で選択することは、社会で生き抜く上で非常に重要です。

20代のうちからそれを経験することは、非常に価値があるといえます。

20代起業のメリット

25歳で起業した私が、自分の経験も踏まえて起業して良かった点をまとめました。

失敗してもやり直せる

20代の場合、起業で失敗してもやり直しがききます。

何年も続く大企業ではない限り、どこの会社も「社長」は起業家です。

社長は、起業の大変さを経験しているため、頑張る若い起業家を評価する傾向にあります。

20代で起業に挑戦し、失敗したとしても、挑戦を評価してくれる企業は多くあり、特にベンチャーでバイタリティのある会社に再就職しやすいでしょう。

それに20代のうちは、守るべき家族がいない場合も多いです。

結婚して子どもが生まれると、なかなかリスクを冒した挑戦がしずらくなってしまいます。独身のうちに、起業に挑戦する方がいいでしょう。

体力がある

若いうちは肉体的にも体力があり、これは非常に大きなメリットです。

起業をすると、営業、商品開発、人事、財務、法務等の全ての責任を負います。特に起業当初は、外注したり人を雇う経費は払えないので、業務も全て自分で行います。

そのため、体力的にキツイと感じる場面は必ず訪れます。

僕の経験上、起業当初は2時間睡眠が半年くらい続いた時期がありました。20代だからなんとかなりましたが、40代50代の僕だったら乗り切れなかったかもしれません。

何のトラブルも無く、事業が続くことはあり得ません。自然環境の変化、競合の参入、取引先の撤退など、事業には予想だにしないトラブルが発生し、何日も寝られないこともあるでしょう。

楽だから起業したいと勘違いする方もいますが、非常に体力勝負な働き方です。

融資制度などのサポートが豊富

融資制度や助成金・補助金など、若者の起業家を支援する仕組みが豊富に用意されています。

日本政策金融公庫では「女性、若者/シニア起業家支援資金」制度があり、女性または35歳未満か55歳以上の方で、 新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方が、最大7,200万円(うち運転資金4,800万円)の融資が受けられます。

都道府県によっては、若者を支援する融資制度を提供している場合があります。

東京都産業労働局では「女性・若者・シニア創業サポート事業」として、女性または39歳未満か55歳以上の方で、創業後5年以内の場合、融資限度額1,500万円以内(運転資金のみは750万円以内)の融資制度を提供しています。

若者の起業家を支援する融資制度や助成金・補助金は、定期的に見直されます。新しい情報を常に確認しておくといいでしょう。

20代起業のリスク(デメリット)

25歳で起業して感じたリスク(デメリット)を紹介します。

20代で起業が成功するほど、ビジネスの世界は甘くありません。メリット以上に大きなリスクが存在すると覚えておいてください。

能力・経験不足

ビジネスの世界は弱肉強食です。強者が沢山存在します。

そんな世界に、たいした能力や経験もなく飛び込むことは、飛んで火にいる夏の虫です。

25歳のフリーランス(個人起業家)と40歳の経営者では、知識・能力・経験に大きな差があるのは一目瞭然です。

年齢を重ねるだけで、クライアントに与える説得力が増します。クライアントからすれば、信頼できる取引先と契約したいと思うのが当然のため、年齢が若いというだけで成約率は確実に落ちます。

そんな強敵たちと同じ戦場で戦うには、相応の苦労や努力が必要だということです。

人脈不足

若いうちは、ビジネスにおける人脈が乏しいです。

自分自身の能力や経験が低いということは、ビジネスパートナーや相談相手の能力もさほど高くないといえます。

自分よりも遥かに能力や経験がある人を口説いて、ビジネスパートナーや相談相手にするのは現実的に考えて厳しいでしょう。

相談であれば乗ってくれるかもしれませんが、報酬も払わずに乗ってくれる相談はたかが知れています。

ビジネスパートナーや相談相手は、ビジネスを大きくする上で非常に重要です。誰と組んで、誰に相談するかで方向性は大きく変わってしまうので、適格な人脈が乏しいのは大きなデメリットです。

近年は、SNSで簡単に人脈を開拓できるようになったものの、僕の経験上、SNSで自分よりも遥かに能力と経験が豊富な人に時間をもらい、ビジネスパートナーや相談相手になってもらうことは、ほぼあり得ません。

20代起業家のブランド力が下がった

10年前であれば20代起業家の希少性が高く、重宝されていました。しかし、今や起業家の30%は20代だそうです。

最近の傾向は、インターネットビジネスで起業する人が増えてきました。自身の商品を持たず、他人のコンテンツやノウハウで稼いだり、ブローカー業(代理店営業)として起業する方が増えていますね。

インターネットビジネスで20万円~30万円を稼ぐことは、確かにそんなに大変なことではないため、起業のハードルが一気に下がった気がします。

しかしその反面、誰でも起業できる時代だからこそ、20代だからという理由だけで優遇される訳ではなくなってきています。

20代起業家と一括りにしても、自分で商品を開発する人もいれば、他人のふんどしで起業する人もいます。

この結果、「20代起業家」のブランド力は低下し、「どんな事業で起業したか」がより問われるようになりました。

つまり、若いという年齢の利点が、ほとんど無くなったといえます。

自己資金不足

経営を行うには、資金力がなにより重要です。資金の中でもっともかかるのは「人件費」。つまり自分の給与です。

預金100万円・200万円で個人起業してしまう人もいますが、それでは半年と経たず資金ショートを起こす可能性があります。

起業が失敗する最大の理由は「資金ショート」です。起業を成功に近づけるために、万全な資金の準備が必要です。

「起業は失敗しても良い」と説明しましたが、それは結果論の話です。

成功させるために最善を尽くした上で、失敗するのであれば価値があるので、もちろん全力で成功させる努力をしましょう。

【おすすめ】1,200万円貯めてから起業する

経済産業省のデータによれば、起業して3年後の存続率は50%、5年後の存続率は40%と言われています。2社に1社は3年でつぶれますが、会社が潰れる理由の大半は資金ショートです。

起業をしてから1年間はまともに売上が上がりません。少なくとも1年間は預金を食いつぶして生活すると覚悟してください。

念のため、最低2年間、できれば3年間は、売上0円でも事業継続できる資金を開業時に準備しておくのが理想です。

どんな規模・業種で起業するかにもよりますが、最低1,200万円の自己資金を準備すれば、2年間は売上0円でも生活することはできるでしょう。

開発費用や設備投資などの大規模の投資が発生する場合は、銀行や日本政策金融公庫に借入することをおすすめします。

1,200万円の自己資金+必要な分を借入や助成金・補助金を活用すれば、2年間は資金ショートで倒産・廃業することはないでしょう。

むしろ2年経っても売上の目処が立たないのであれば、事業を続けていくのは難しいと判断することも大切です。

1,200万円の自己資金を20代で集めるのは大変ですよね。だからこそ起業のハードルは、想像以上に高いと思ってください。

もちろん、1,200万円も準備をしなくても起業することはできます。法人は30万円で登記できるし、個人事業主は無料で開業できます。

しかし、起業をすることよりも、失敗しない起業をすることを目指すのであれば、ここに書いたような充分な準備が必要です。

まとめ

今回は、20代の起業について、私の経験も踏まえて解説しました。

まとめると…

20代の起業は「失敗してもやり直せる」こと、更に「失敗することにさえ価値がある」という理由でおすすめです。

しかし、20代の起業は「能力・経験」「人脈」「ブランド力」「資金力」とあらゆる点で不利であり、失敗する確率が高いのも現実です。

失敗してもやり直せるからと割り切れるのであれば、若いうちに挑戦してみることをおすすめします。

起業はしたいけど何の能力も経験もない。」という方は、Webライティングのスキルを身に付けることをおすすめします。

その理由は以下の記事で解説していますので、併せて読むことをおすすめします。

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